あの時、苦しかった時、一冊の本との出会い

みなさんには人生を変えるくらいビビっと感じた本がありますか?

今日はある本との出会いを話したいと思います。

その本との出会いの前に、なぜ出会ったかということも話さなければならないでしょう。

ある女性と同時期に中途採用で入社したんですが、当時はほとんど話したこともなく、どちらかというと気が合わないと感じてたので、挨拶程度しかしていませんでした。

それまで彼女のことを意識したこともなかったのですが、あれは2015年の年末、会社の忘年会で彼女にその時の悩みを打ち明けたのをキッカケにお互いが意識し始めたんだと思います。

その後、オレ達は付き合い出したんです。

多分…イヤ…今思えば、お互いに寂しかったんでしょうね。心ここにあらず、といった感じだったと思います。

彼女とは一年ちょい付き合ってましたが、実は付き合って一カ月で

「ん?なんか違う」

って思ってたんですよね…

理不尽なケンカも多々あったし、多分、彼女も合わないって思ってたんだと思います。

それでも、二人で決めたことだし、今更…って思ってました。

そしてある日、彼女に電話で「別れて欲しい」って言われました。

彼女は理由を言わなかったので、直接会いに行って聞こうと思い、彼女の家に行きました。

そしたら、まさかの三つ巴w

彼女の新しい男と出くわしてしまったんです。

結婚まで約束してたのに…その当時はフラれた悔しさで、自分の本音も言えてなくて…

落ち込みましたね…ホント…凄く…三ヶ月くらいw

今では笑い話ですが、当時はホントにヤバかったです。

彼女と別れて落ち込んでたせいなのかわかりませんが、数ヶ月後、仕事で指の骨を骨折してしまったんですよ。

それだけならまだいいんですが骨折が治った後に、不運なことに靭帯が切れてて、固定していた為癒着してしまったんですね…

なんとまぁ不幸なオレなんでしょうか。

結局、手術→9日間入院することになってしまいました。

そして、その入院の前に一冊の本と出会ったんです。

それが「自分を愛すれば幸せになれる」宮本辰彦さんの本です。

自己啓発本って初めてだったんですが、よく聞く電気が走った、とかビビっと来た、って表現そのままで、ホントに頭の上に電球が灯るようにピカッと光った気がしたんですよ。

彼女にとって完璧な、そして理想の男になろうとして、でもできなくて、そんな自分を許せなくて苦しんだことがエゴだったなんて…「愛」だと感じてたのは、実は「執着」だったなんて…そんなことにも気付かないで、彼女も自分も苦しめてたんだってことがわかった。

幸せとは、今が幸せだと気づくことだと知った時のなんとも言えない心地良さ。涙が止まりませんでした。

自信とは、自分を信じることで、自分の良い部分も悪い部分も認めると楽になるってことがようやくわかりました。

この本は今でもたまに読み返してます。